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葬儀顛末記 第二章 ~夜明け~

「燃え尽きた、真っ白にな・・・」

矢吹ジョーではない。
父が息をひきとった翌日、午後8時くらいの私だ。


病院に葬儀屋Hさんが到着。
段取りはよくわからないから
すべて葬儀屋さんにお任せ。

看護師さんに連絡し
手際よく父も車に乗せてもらって
母を同乗させ、
死亡診断書はお父さんと一緒じゃないと!と
看護師さんに助言され、あわてて母に持たせ
寒い中、外までお見送りいただいた。

本当にお世話になりました。
ありがとうございました。


数日前の雪でかなり狭く、デコボコ道。
父と母を乗せた車両も大揺れしていることだろう。

数時間前、父危篤の連絡で
大慌てで、それでも事故らないよう走ってきた道。
まったく別の意味で
落ち着いて走っている帰路。
なんだか感慨深い。


無事、会館に到着。
もはや、真夜中すぎ。

安置の準備は既になされており
簡単なお部屋の使い方の説明をうけ
お泊りになるのであれば、ふとん(有料)も使えますから。
お帰りになるなら、鍵を必ずかけてください。
ろうそく、線香の火は必ず消してお帰りください。

えっ!こちらの会館には誰もいなくなるのですか?

はい。24時間常駐ではないので。
明日、8:30には通常のスタッフが参ります。
10:00から担当の者がお打合せで参りますので
よろしくお願いいたします。


むじんくん・・・




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葬儀顛末記 第一章 ~ゴング鳴る~

重松清氏の『その日のまえに』は
100万回読んでもいた。

そう。
「その日」が来ることのココロの準備は
ずいぶんできていたと思う。

だから
病院へ向かう途中で
父が息をひきとる瞬間に間に合わず
妹からの電話でそのトキを知っても

病室に到着して
既に、白い布が父の顔を覆っていても


泣き崩れる母をケアする余裕も
看護師さんからの指示なども聞けていた。


霊安室に移動し、
担当医師や看護師さん達もお線香をあげてくださり
お礼を言ったりしてもいた。


「じゃあ、準備ができたら電話をください。
お見送りしたいので」

看護師さんが、そう言って去っていく。



準備?なんの準備だっけ?

うつろな様子の母が
「葬式どうする?どこでやる?
家ではできないべしなぁ」

と、つぶやくように言う。


ああ、ここからなのか・・・

ここから始めなくっちゃいけないのか!
マジか~


ココ(霊安室)で、まったりしてられないのね?


「カーーーン」

私の頭の中でゴングが鳴った。
始まりの合図だった。




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父という人

18歳で上京し
年に一度も帰省すればいい方。

あげく
海外に何度か飛び

で、いったい今、なんの仕事をしてるのか?

父にも母にも、家族の誰にも
いちいち説明することなく
勝手に生きてきた放蕩娘。

今回の父の葬儀に際して
「いやあ、ぜんぶ葬式やってもらって、
お父さんも安心してらべ。親孝行だなあ」
という、親戚からお褒めの言葉をいただくも・・・

「孝行したいときに親はなし」
を地で行く私にとっては意味もなく・・・。

これが親孝行になるものか!


特にいなかの不祝儀事はいろいろあって
血の濃さよりも優先される多くのシキタリを
クリアしなくてはならず

放蕩娘は、そんなシキタリなど知る由もなく
数度、呼び出しやお叱り、ご指導をいただきながら
なんとか終わらせることができたわけで・・・


父が息をひきとってからも流さなかった涙。
なんだか、理不尽さすら感じ
くやし泣きしたほど(苦笑)。


だからこそ。
今まで、ひとりで全部それらを引き受けてきた
父のスゴさを、改めて感じている。

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訪問ありがとうございます
プロフィール

コワタリ ユミコ

Author:コワタリ ユミコ
青森県出身。

まだまだ好奇心を
増やしたい。

増やした好奇心で
行動したい。

行動したら、感動したい。

感動したら、感謝したい。

そういう46歳で
ありたい。

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