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フーテン

 今日は、渥美 清さんの命日だ。「男はつらいよ」の寅さんである。

渥美さんのファンというより、「車 寅次郎」の生き方にあこがれた。「フーテン」生活。その日暮らしで、日本中を旅して、勝手に女性に恋をして、勝手にひとりでふられて、それでも明るくまた、旅に出る。妹のさくらのことはいつも心配していて、字もろくすっぽ書けないけど、たまに旅先から葉書をよこす。

 着のみ気のまま、旅先でいろんな人と出会い、喜怒哀楽して、また次の旅にでる。風雅さすら感じた。それでもって、人情一本!苦労ばかりなのに、明るさだけを全面に出す、強さを感じた。
 物語の役柄に憧れたって仕方ない。現実はそんな甘くない。
そんなことは、わかっていたが、そういう風に生きていく、と決めた「強さ」に憧れたのかもしれない。

 柴又に寅さん記念館がある。撮影セットや、歴史や、歴代のマドンナやら、なかなか味わい深く楽しめる場所だ。しみじみしてしまう、というかジーンときてしまう、そんな場所。

 「帰れる家があるから旅に出れる」のだなー、と思ったのはフーテン生活に憧れてから、だいぶたった時。戻れる場所がある、ということで安心して旅に出ることができるし、イザとなったら帰ればいい。

 今の私と同じだ。実家に戻ろうとは思っていなくて、今は東京に住み、東京を基点にいろいろ行動してはいる。でも、何かあったら帰れる場所がある、というのが心の片隅にあるのだろう、きっと。
 だから、年に一度くらいしか帰省もしない。「どこで何をしているのやら」と思っている家族が実家で生活している。タマに帰省して、生きてることを確認してもらって、私はまた、東京に戻る。

 ソコから「逃げること」もソコへ「帰れるコト」も、結局、存在する家があるからできること。やっぱり、家の役割は精神的な意味で、ものすごく重要なのだな、と実感せずにはいられない。
 「家」は人を囲う入れ物の要素以上に、人の心のよりどころであるようだ。大切な場所になりうるトコロなのだ。

 今日は、厳かに「フーテンの寅さん」の喪に服したいと思う。
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ご訪問ありがとうございます

さやき さま
足跡ありがとうございます。たまに、お寄りくださいませ。

ふ~む

なるほどです。検索からきました。足跡させて頂きました。

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yurim さま
そうですねえ、フーテン娘になったら、泣きますねぇ。母としては、つらいところですかねぇ。でも、かわいい子には、旅をさせろ!ともいいますし、どんどん旅立たせちゃいましょう!って、「それを言っちゃあ、おしめえよ」ですかね。家で待つ親(家族)の気持ちも、この年になれば分かるようになりますから、多少、フーテンでもヨシ!で。

寅さん記念館とは、、、

社内報の表紙を思い出しました(笑)

「親」は木の上で立って見守るとは言いますが、フーテン娘は非常に心配です。でもいざとなったら帰れる安心できる場所、心のよりどころとなる場所でありたいと思いますね。



80yukiko さま
「安心」ですかー。周囲がもたらすモノと、自分で確信するモノ、どっちもありですよねぇ。

帰れる家があるから、旅に出れる・・・自分を認めてくれる人がいるから、行動が起こせる・・・安心があるから次のチャレンジができる。こうして、次につながっている。とどのつまり、行動の源はズバリ「安心」です。心のそこから、そう思います。
訪問ありがとうございます
プロフィール

コワタリ ユミコ

Author:コワタリ ユミコ
青森県出身。

まだまだ好奇心を
増やしたい。

増やした好奇心で
行動したい。

行動したら、感動したい。

感動したら、感謝したい。

そういう46歳で
ありたい。

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