『田中一村』という生き様
「絶対、見ときなさい!とってもいいから」
お世話になっているゲストハウスのおばさまが、
そして、そこの娘だと思ってたら同じゲストだった子達も
同様にいい!というので
絵とかぜーんぜん興味ないけど、行くことにしました。
『田中一村(いっそん)記念美術館』
空港行きのバスの途中下車。
バスを確認して乗り込むと、運転手さんが声をかけてくれます。
運転手さんも卒業後、東京で7年ほど働いていたらしく
東京話でひとしきり盛り上がります。
で、出発。
ふと、前方を見ると
1.朝は希望に起き
2.昼は努力に生き
3.夜は感謝に眠る
という、筆書きが。
思わず、うむむと感心。
道の島交通の社訓か?わからないが、メモをとってしまった。
快晴!海が青い、というかマリンブルーというか
道々、のぞくことができる海は最高である。
で、到着したのが『奄美パーク』
ここに記念館があるのです。
さて・・・。
その日、その奄美パークでは、
イベントで「島んちゅ会」さんという団体が主催している
「奄美の郷ライブステージ」というのをやってました。
↑かなりユニークなおじさんでした。この後、更に2回出てきました。
島唄あり、踊りあり
名人から素人まで14組が出ます。
客席も地元の皆さんで満席。
拍手は少ない(?)ですが、なかなか盛り上がってます。
で、私は「田中一村記念美術館」へ。
なかなか立派で、かつ贅沢な作り。
しかも受付のお姉さんが2名もいます。
制服を誂えてて、これもまた、へえー。
そもそも、私は彼のことを知らないので
受付嬢の勧めに従い、ガイダンス・ビデオを観ることに。
田中一村。
栃木県出身ですが、東京・千葉を経て、50歳で奄美に移住。
69歳で亡くなります。
奄美に移住してからの生活は、絵づけの生活だったようですが
貯えが乏しくなると、紬染色工で生計を立てるようになります。
かなりの薄給ですが、それで貯えができると絵に没頭する、と
いうような生活をしていたようです。
生涯独身。
彼の才能を認めていたお姉さんがいつも応援をしてくれて
お姉さんも独身。彼の亡くなる数年前に亡くなられています。
どういえばいんですかね。
写実的です。彼の絵は。魚などは鱗の枚数を数えていたとも
いいますし、あとは、陰影が写真っぽい、というか
つまり、本ものっぽいんですね。
素人なので、表現できる言葉がなくて申し訳ないのですが
これ、「アダンの木」という作品なんですが、
鳥肌たっちゃったんですよ。
画像では確認が難しいんですが、
背景にある波と砂浜、すごいんですよ。
ざわっ、ざわわ、ざわわ
っとくるんです。
なんていうか
登山家みたいだな、と。
例えが薄っぺらになりそうですが。
誰が、どのように評価しようが関係ない
なぜなら、
人に見せるために書いているのではなく
自分の良心を納得させるために書いている、と。
登山家も
人に誉められるためにのぼってるんじゃない、
「そこに山があるから」
とよく言うしね。
ストイックな生き様が、そのまま絵に表れている。
というか、現れちゃうよね、そりゃあ。
奄美で住んでいた家が区画整理になり
新しい家に移り住んですぐ、台所にたっている最中に心筋梗塞で亡くなる。
スゲエ人生だヨ。
悔いなんて、あるのかなあ・・・
自分の良心を納得させられてたのかなあ・・・
久々の「いちみつを」。
イベントで「島んちゅ会」さんという団体が主催している
「奄美の郷ライブステージ」というのをやってました。
↑かなりユニークなおじさんでした。この後、更に2回出てきました。
島唄あり、踊りあり
名人から素人まで14組が出ます。
客席も地元の皆さんで満席。
拍手は少ない(?)ですが、なかなか盛り上がってます。
で、私は「田中一村記念美術館」へ。
なかなか立派で、かつ贅沢な作り。
しかも受付のお姉さんが2名もいます。
制服を誂えてて、これもまた、へえー。
そもそも、私は彼のことを知らないので
受付嬢の勧めに従い、ガイダンス・ビデオを観ることに。
田中一村。
栃木県出身ですが、東京・千葉を経て、50歳で奄美に移住。
69歳で亡くなります。
奄美に移住してからの生活は、絵づけの生活だったようですが
貯えが乏しくなると、紬染色工で生計を立てるようになります。
かなりの薄給ですが、それで貯えができると絵に没頭する、と
いうような生活をしていたようです。
生涯独身。
彼の才能を認めていたお姉さんがいつも応援をしてくれて
お姉さんも独身。彼の亡くなる数年前に亡くなられています。
どういえばいんですかね。
写実的です。彼の絵は。魚などは鱗の枚数を数えていたとも
いいますし、あとは、陰影が写真っぽい、というか
つまり、本ものっぽいんですね。
素人なので、表現できる言葉がなくて申し訳ないのですが
これ、「アダンの木」という作品なんですが、
鳥肌たっちゃったんですよ。
画像では確認が難しいんですが、
背景にある波と砂浜、すごいんですよ。
ざわっ、ざわわ、ざわわ
っとくるんです。
なんていうか
登山家みたいだな、と。
例えが薄っぺらになりそうですが。
誰が、どのように評価しようが関係ない
なぜなら、
人に見せるために書いているのではなく
自分の良心を納得させるために書いている、と。
登山家も
人に誉められるためにのぼってるんじゃない、
「そこに山があるから」
とよく言うしね。
ストイックな生き様が、そのまま絵に表れている。
というか、現れちゃうよね、そりゃあ。
奄美で住んでいた家が区画整理になり
新しい家に移り住んですぐ、台所にたっている最中に心筋梗塞で亡くなる。
スゲエ人生だヨ。
悔いなんて、あるのかなあ・・・
自分の良心を納得させられてたのかなあ・・・
久々の「いちみつを」。
スポンサーサイト