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葬儀顛末記 第三章 ~神の声~

夜明け後。

親戚のおばさん達に電話連絡。
葬儀会館に父安置の報告に
おばさん達も安堵の声。

役所に死亡届提出に行こうにも
どしどし、親戚関係、ご近所関係
父に会いにやってくる。
出るに出られず・・・。

でも、通夜はきっと明後日だから
新聞に掲載してもらうためには
今日、届け出ないと色々厳しい、らしい・・・

弔問客はおば達に任せ
なんとか役所に。
いろいろ説明もあるが
言われるままに、記入し、捺印・・・

戻ったら、会場担当者と打ち合わせ開始。

父方のおば連中4組
アーンド
母方のおば連中4組
そして、母と妹と私
VS
会場担当者1名。

やりにくいだろうーなぁ、とは思ったが
もう、そこに気を遣う余力もなく
とりあえず打ち合わせに。

人数はたくさんいるが、決めるのは私かよ!

うるさ型のおばはいないが
後でいろいろ言われるの嫌なので

「念押し」をかなり強めにする。

これでいいよね?

打ち合わせ、午前中の部終わり。

で、昼食のことを考えなくてはいけなかった!
私たちではなく、おば達の分。

適当に済ませるから、と言ってくれたので安堵・・・


そう、家でやることになると
ぜーんぶ、準備とかもしなくちゃならないのだ。

恐ろしい・・・考えただけでも身震いが・・・


午後も細かい打ち合わせが続く。
そして、更に弔問客もどしどしやってくる。

弔問客が来ると止まる打ち合わせ・・・
弔問客が帰るとすぐに開始される打ち合わせ・・・

その繰り返し・・・効率悪っ

でも、会場担当者は慣れてるのか
全然、平気らしい様子で

てきぱきと確認事項を済ませていく。

もはや、何を判断しているのか
わからないくらいの数の決め事をこなしている。

そして、結構、投げやりになってくる・・。

結婚して披露宴などする人達も
こんな感じなんだろうなあ・・・

かなり、場違いな想像をしながらも決めていく。

考えて、周囲に確認&念押しして
決めて・・・


なんとか、かんとか打ち合わせをほぼ終わらせ
お泊りは妹に任せ
母と家に戻ったら

「真っ白」になった。
何も考える隙間なし。脳が疲労している。
ご飯は適当に、ありあわせでいいよね?

母もかなり疲労気味。

今日は、早めに寝て明日に備えよう・・・


と、翌早朝。
電話が鳴る・・・





お隣さんからの電話。

「●●さんのところに、連絡したが?」

してないです。

「■■さんのところは?」

しっ、してないです。

「この間の法事で、お父さん呼ばれでだがら、よばないばなんないんだよ!」

昨晩からの真っ白け状態続行中
アーンド早朝で
頭はまだ動いていない・・・

「Tさんにも声かけてるから、ちょっとこっちにきて
少し、打ち合わせしないとなんない」

わかりました・・・。

とだけ言って電話を切り
顔も洗ってないけど・・・いいや!

母と妹に隣に行ってくる、とだけ伝え
とぼとぼ出向く。


話せば長くなるのでかいつまんじゃうと
こういうことらしい。


父は、というか我が家は親戚筋が多く
あらゆる祝儀、不祝儀事に呼ばれており
その全部にたいてい父が出席していたらしい。

呼ばれていたところには声をかける必要がある。
というか、なんで声かけなかったのか!

今からでも連絡して、呼ばなくてはいけない、とのこと。


追加連絡は3軒。
お隣さんが電話連絡をしてくれる。
通知もこれから届けに行ってくれるらしい。

申し訳ありません・・・。

あと、通夜の後
小渡地区の人には、会食を用意するのが風習らしいのだが
我々は、後で何を言われてもナシでいいでしょ、と
やらないことにはしていたのだが・・・
その件を再度確認される。

「ホントにやんないの?」


実際、ちょっと迷ってもいた。
おばたちも、やらなくてもいいんじゃない?と
同意してくれてたし、とにかくやる必要があるのかどうか
わかんなかったし

やらなくてもいいようなら
やること他にいろいろあるし
葬儀後の会食は親戚達には声かけてるし・・・

「やった方がいいですかね?」
と、問うと

「いや、それはその家で決めることだから・・・」
と、渋い返答。

「いやぁ、実は迷ってるんだけど・・・」
と、言うと


「迷ってるんだば、やった方がいいんだ」

と、ぼそっとTさん。


キターーーーーーー!神の声。


きましたか、コ・コ・で。

やらないで後悔するなら、やって後悔しろ!っていう
人生の基本と同じですよね!師匠!

真っ白になってた頭が
この言葉で、霧が晴れたように見通しが!

「そうですね。やります!やっぱり。」

お隣さんも、Tさんも一安心の顔をする。

たぶん、これ。
やらなかったら、そーとー
マズイことになってたのかもしれない。

どう、まずいかはわかんないけど・・・。


私は、またソト(東京)に出るけど
母も妹も、この地域で生きていくわけだから
色々、面倒くさくても
やっておく必要が、まだまだあるってことなんだ、
と気持ちも切り替えた。

「不勉強で本当に面倒かけますが
色々、これからも教えてください!」

と頭をさげた。


そう、迷い事が減ると
行動すればいいだけだから動きやすい。


家に戻って、母と妹に
「通夜の後、地区の人残ってもらっての会食やることにしたから」
と報告。

「やるの?(お隣さんに)怒られた?」
と妹。

「いや、神の声よ」

「かみのこえ?」



ふと、会場担当者の言葉がよみがえる。

「ご遺族やご親戚よりも
拘ってる方の意見も取り入れていった方が
まあ、東京と違ってこっち(田舎)では
うまく進むことの方が多いもんですよ」


まあ、とにかく
決めたのだから、それに合わせて
また今日も打ち合わせが増える・・・が
決めればいいだけだから

明日は通夜。

っていうか、
大問題のお布施いくら包むんだ問題が
解決されてな~~い!!!!



もう少しつづく。



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訪問ありがとうございます
プロフィール

コワタリ ユミコ

Author:コワタリ ユミコ
青森県出身。

まだまだ好奇心を
増やしたい。

増やした好奇心で
行動したい。

行動したら、感動したい。

感動したら、感謝したい。

そういう46歳で
ありたい。

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