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アタラシイマチへ

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初めていく街のことを調べることは
単純に楽しい。

今は、なんでもインターネットで調べられるし
予約も自分でできちゃうし
評判のいいところも、事前にチェックできたりする。


まだ、インターネットがない時代。
その街の観光協会に電話で問い合わせしていたりした。

その土地の訛り言葉での電話のやりとりも
なんだか風情があって、すでにその土地に行ったような気になったり・・・。

いろいろな問い合わせへの回答も
電話に出た方の主観が入るので
実際は行ってみないとわからないのだけど

協会に加入しているそれぞれの全体的なバランスをみて
当たり障りのないアドバイスをして下さる方には
イラッときたものだった(苦笑)。

網走の流氷。
電話に出たおじさん(もしかしたらお兄さんかも)の予測が
ドンピシャ的中し、寒空のもと、ばっちし流氷が観れたりしたときは
後で、そのおじさんにお礼の電話をしたりもした。

なんか、そういう交流を楽しんでたなあ・・・


21歳頃かなあ。
激務続きを若さで乗り切っていた頃。
土日もG.W.もお盆休みもなく仕事していたが
お盆後の8月の終わり。一週間休みがとれることになったのだった。

そこで・・・。



疲労感たっぷりの体を
ただただ、休ませるということもできるが

せっかくの長い休み!
遅れてきた夏休み!

とにかくひとりになりたかったのと
喧騒から逃れて、静かなところにいきたい!

でも、あまり遠くにはいけない。
車で行けるところがいいかな・・・

仕事もそぞろになってきた頃
「陶芸がいいんじゃ?」というヒラメキが!

そうだ、陶芸、陶芸!
確か、益子焼は栃木県ではなかったか?

すぐさま、観光協会に電話をかけた。
(会社の電話からだったと思う。スミマセン)。

一週間くらい益子に滞在して
陶芸体験というか、陶芸教室にフルで毎日行きたい。
そういうのを受け入れてくれる、窯元(?)と
旅館を教えてください。

「はあ、一週間通えるとこねえ・・・」

電話に出たおばさん(お姉さんかもしれない)は
ちょっと困った風ではあったが

「ああ、ツカモトさんにきいてみるのがいいかもねえ」

と、電話番号を教えてくれた。
宿は簡単。その窯元付近は一軒しかなかったから。

ツカモトさんの電話に出たお姉さん(これはほんとにお姉さん)は
私の要望に困ってしまって、ちょっと確認するから待ってください、と
それから5分くらい待たされたと思う。

切ってしまいたい気持ちもあったが
ぐっと、こらえた。

こらえたかいあって、
「大丈夫だそうです。ただ、木曜日は教室が定休日だから毎日はできないんだけど・・・」

なんの問題もないです!
ありがとうございます!お世話になります!

まるまる一週間の休み、とにかく教室に終日予約を入れてもらう。


ぶっちゃけ、世間的に夏休み真っ盛り期間を過ぎている
しかも、陶芸体験教室。

混んでるわけがない。

生徒は、わたしと近所のひまなおっちゃんだけ。
結局、その暇なおっちゃんとはずーっと、
ともにろくろを回した。

先生をしている人は
私より2歳しか離れていない、陶芸家になるべく
修行している方で
顔が久保田利伸似でちょっとドキドキした。

そういう方だったので
ものすっごく、のびのびと私に指導をしてくれた。

ロクロを回してるときは
ものすっごく集中する。教わるとき以外は会話しない。
粘土の肌さわりもいいし
教室として使ってる曲がり屋にそよそよ入ってくる風が
ほんとに気持ちいい。

午前と午後、一回ずつお茶っこタイムがあって
先生が栽培しているプチトマトをおやつに
世間話などもしながら

先生とおっちゃんと三人で
ひたすら、ロクロを回す。

筋がいい!とおっちゃんに(!)褒められ、いい気にもなってたし
ほんとに、どんどん粘土への関わり方が自分でわかってくるのも
おもしろかった。

先生は更に、
粘土をこねさせたり、乾燥させた自分の作品の底仕上げなども
やらせてくれた。

確か、ひまな小学生の男の子が1日やってきて
親はどこかに観光にいき、置いて行かれた小学生と一緒に
手びねりでも作ったりした。

9:30~17:00まで。
休憩はいれるものの、一日集中しているからか
宿に戻り、お風呂に入って、食事をすると
すぐに寝てしまう、という快眠生活。

そうそう、定休日には
河原に車を乗り入れ
ドア全開に風を吹き抜けさせ

釣り人や、カヌーの人たちを眺めながら
読書し、眠くなったら寝て
目が覚めたら、また読書。

かなり贅沢な時間を過ごせた。

そういえば、お会計も適当だった気がする。
本来、ロクロ体験は1時間くらいかな?

1日いたら×時間で集金されると思っていたが
確か、一週間いて数千円だけだったと思う。

確か、おっちゃんは
わしは払わなくていいんだ!とか豪語してたしね。

ほぼ、自分で全部完成させた作品は、その後
焼いてもらって送ってもらうことになっていたが

確か、また来るので送らなくていい、と言って
その後、2年くらいは時間をみつけて通っていたと思う。

ほんとに楽しい夏休みだった。
今、思い出してもかなり良かったなあ・・・

ひとり旅は、寂しいけど、楽しい、と。
ココロから思えた時間だった。

そういえば当時。
女の一人旅はかなり怪しまれた。(今もかな?)
危ないのではないか、と。

宿のお母さんは、私がいよいよ東京に帰るまで
かなり疑っていたと思う。

でも、毎日同じ時間に出ていき、
毎日同じ時間に帰ってくるのに・・・

しかも食事後、すぐ寝てるのにね。(笑)


はあ~、なつかすぃ~

今度行くところ、久々に観光協会に電話してみよっかな?
携帯電話も今はあるしね!


※ツカモトさんは、釜飯の釜を作っている大きな窯元さんでした。

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プロフィール

コワタリ ユミコ

Author:コワタリ ユミコ
青森県出身。

まだまだ好奇心を
増やしたい。

増やした好奇心で
行動したい。

行動したら、感動したい。

感動したら、感謝したい。

そういう46歳で
ありたい。

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