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マタドコカデ

週末は気仙沼でした。
震災後、仮設住宅にお住いの方々の困りごとの声をひろって
縁台製作ボランティアを続けている片岡さんに同行させてもらいました。

縁台があることで、物干しにも手が届きやすいし、なにしろ足元が安全。
ちょっとした通路の往来時に、ご近所さんと立ち話、じゃなく縁台に腰掛けながら話せたり。

そんな縁台を住民の皆さんとつくっていきます。

参加されている住民の方のお名前もわかりません。
おいくつなのかもわかりません。
仮設でどなたとお住まいなのかもわかりません。

それでも、顔をつきあわせて同じ作業をしているからなのか
あるいは、地元民じゃないない気安さもあるのか・・。

いろいろな話をしてくださいます。

独り言でもあるような、グチでもあるような
自慢でもあるような、宗教的?でもあるような。

「女の人は、あんだだけ?」
こっそりと私を手招きし
ご自身で作ったという、あさりの貝殻にきれいな糸を巻いたキーホルダーを見せ
「内緒だよ」と小声で3つ、私の手に握らせてくださったり。

おばちゃん、おばちゃんと私を呼んでいたけど
独身だとわかったら
「おねえちゃん、ってよばねばなんないな!」
と、呼称をすぐに変え
「わ(私)も独身だ~、文通でもすっぺが」と笑う建具屋さんの会長さんがいたり。

近くの仮設住宅から手伝いに来てくれた
東京によく行ってるという、トラック運転手さんがいたり。

現役時代は船に乗ってて、
「はじのへ(八戸)にも、よく行ったっけ~」と言う
カンナがけがうまいお父さんがいたり。

やっぱりヤングがいると場が和むなあ・・と感心した
やけに動きがいい、将来は料理人になる!という高校3年生がいたり。

「はまらいん、はまらいん~」
気仙地方の方言らしいのですが
「一緒にまじって」とか「こっちに来て」とかという意味とか?

2日目のお昼時、お母さん組がすいとんを作って
そのご相伴にあずかっていたとき耳にしたのだけど

耳心地のいい言葉で、なんだか魔法の呪文のようでもあり・・・


雲行きが、やや怪しくなってきたものの
本降りになる前に全戸分の縁台も出来上がり
各戸にセッティングし、無事、終了。

「これで、今月のイベントは終わりっ!」
誰よりも率先していた自治会長さん。
肩の荷もおろせたようでもある一言があったり。

片づけも終え、帰りがけ。
その抜群の動きの良さと、人懐こさ500%の高校3年生。
「じゃあ、また、どこかで!」

いいね。また、どこかで、って言葉。

そうだね。また、どこかで会えるかもね。
君のつくった料理を食べれるかもね。

また、いつかどこかで会えるかもしれない。
強制力がない、キボウの言葉だよ。

君や一緒に作業した方々とまた会える時まで
お互い、とにかく生きていこうね。
いや、生きてみようね、かな?

そうだなあ
せっかくだから、建具屋の会長さんと文通しようっかな。
また、どこかで、会えるときまで。



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プロフィール

コワタリ ユミコ

Author:コワタリ ユミコ
青森県出身。

まだまだ好奇心を
増やしたい。

増やした好奇心で
行動したい。

行動したら、感動したい。

感動したら、感謝したい。

そういう46歳で
ありたい。

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