スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「前例がない」・・・・

 ここ数日間で、何度か言われた言葉、「前例がない」。

断りトークの常套句になりつつあるこの言葉が、かなり憎たらしい。というか、ムカツク言葉だ。自分は言わないようにしている言葉を平気で言われるから、マスマス腹立たしい。

 ある地方銀行の東京支店への問い合わせ電話でのこと。
実家に住む父親名義の口座を作り、その講座に子供らが入金し、父親がいつでも引き出せたりするようにしたい。
個人情報がうるさい時代、しかも振り込め詐欺やら、偽称犯罪が横行している昨今、なかなか難しいのだろうな、と思いながらの問い合わせだった。

 最初、電話に出た(恐らく)若者はおぼつかない対応を示し、次に代わったのは、彼の上司であるらしい人。こちらの意図はかなりしっかり聞いてくれたが、でた一言は「しかしながら、前例がないんです」。

 それはわかるが、子供の口座を親が作るのはよくて、なぜ子供が親の口座を作ったらダメなのか?、何かそういったことを実現できそうな代案はないでしょうか?

 強気に出るのも気がひけて下手、下手に出たものの、相手は既に、前例がない、の一点張りに。挙句の果てには、東京支店で作った口座やキャッシュカードを実家で父親が使うのもおかしい、という反論までされ、さすがにぶち切れて電話を切った。

 これだから、地方銀行は!
 いやはや、地方銀行の悪口を言いたいわけではない。
私がすでに想定していた代案すら、行員はいうこともなく、あきらかに怪しい問い合わせをしてくるこの客(になったかもしれない人)に対し、「お前、犯罪者だろ!」といわんばかりの対応には、あきれてしまった。断り方もあるだろうに・・・。

 仕方がないので、この件は自分で考えた代案を、他行で言ってみたらあっさりOKが出た、という顛末。客を逃し、最悪の印象を与えてまでも、「前例」ということが大事なことなのか?と首をかしげずにはいられない。


 もうひとつは、写真現像。
通常のフィルム現像でなく、スライド映写機用に加工してあるネガのプリントであったため、コンビニ等のレギュラー対応では難しいだろうと、あらかじめ想定し、ちょっと大きいアーケイド内にある現像屋さんに行ってみた。

 「こういうの現像できますか?」
無愛想な店員さんは、
 「そういうの、やったことありません」
 「確認はできないんですか?」
 「いえ、できません」

 できるかもしれないのに、確認してくれないのか?
 できないから、できないと言っているのか?
 今まで受け付けたことがない形状のものなので、たぶんきっとできないだろう、と憶測で断っているのか?
 単純に面倒なのか?

 こっちで、こんだけ想定問答事例を作っても、対応は同じだろうとすぐに引き下がる。もちろん、ココロの舌打ちはめえいっぱい。

 もしかしたら、コンビニでも案外受け付けてくれるかもしれない、という、ちょっと楽観的で投げやりな思いでコンビニへ。ちょっとお年を召した女性の店員さんしかおらず、「ムリっぽいかなあ・・・」と思いつつ、聞いてみる。

 すぐさま困った顔になったおばちゃん店員さんは、「ちょっとお待ち下さいね」と言い、バックヤードにいるらしい他の若者店員に聞きに言ったらしいが、「うちでね、あずかったことがないタイプだから、できないかもしれないのよ~」と。

 あきらめて引き上げようとした時、「あっ、ちょっと待って。車で来てるの?そしたらね、この先の・・・」とおばちゃん店員さんは、説明をし始める。カメラやさんを教えてくれているらしい。

 「車でなら、すぐだから。今、地図書くから。そこだったらきっと、やってると思うのよ。○○カメラっていう名前でね・・」
おばちゃん店員はきっとパートで近所の人と思われる。で、精一杯自分の知識の中から、自分の知ってるカメラやさんだったらできそう、と予想をし、客の私に情報を提供してくれようとしてくれている。もしかしたらそのカメラやさんと知り合いかもしれない。けど、とにかくえらいよ、おばちゃん!あんた、サービス業の鏡だよ!

 私も自分のバカの二の舞を踏まないよう、おばちゃんが教えてくれた○○カメラ店の電話番号を調べ、問い合わせて、現像できることを確認できた。

 おばちゃん、できるって!あんたの対応はパーフェクトだよ!

こういう「いい前例」を、前例リストに加えてほしいわけである。


 
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

imano さま
無事、現像作業は終わりちゃんと写真になってきました。

それ以上すると、損をすると思っているのか?と思うくらい拒否されることもありますし・・。でも、せめて断り方はうまく(?)なってほしいと勝手に思ったりしてますが・・。

面白かったです。
世界中あちこちで同様の現象が起こっているに違いない。
変化を恐れる人間の性。
リスクを回避する守りの性はなかなか破れないものですよね。

職場の仕事上のやりとりでも小さなレベルで同様のことはあります。

80yukiko さま
「前例がない」は事実でしかなく、「で、その後、あなたはどう対応してくれるの?」といつも聞きたくなるんだよね。断り方もちょっとした工夫でいいのに・・。

v-82そうなんです。これまでに「前例のないこと」が、今後100万例ぐらい、出てくるかもしれないんです~。

決してそれに、おののいだりしないで、どうか各店舗の店員の皆さん!、精一杯あなたらしさを見せてください。顧客の私は、あなた「らしい」対応を待っているのですからv-42
訪問ありがとうございます
プロフィール

コワタリ ユミコ

Author:コワタリ ユミコ
青森県出身。

まだまだ好奇心を
増やしたい。

増やした好奇心で
行動したい。

行動したら、感動したい。

感動したら、感謝したい。

そういう46歳で
ありたい。

リンク
最近の記事
最近のコメント
ブログ内検索
カテゴリー
月別アーカイブ
最近のトラックバック
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。