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郷に入りては・・・

 先日、南米生活を送っていた先輩が帰国することになり、「お帰りなさい会」をした。久々の本格的な帰国で、直近にいた国はベネズエラ。10年以上前に、彼女達がボリビアにいた頃、遊びに行ったことがある、とは行っても日本のほぼ真裏に位置する場所。ちょっと遊びに行くというよりは、かなり気合いを入れての旅だったが、とってもよくしてもらって、いい思い出になっている。

 久々の日本はカルチャーショックの連続らしい。特に、子供の学校のことが結構大変らしい。彼女自身は順応性も高く、ココロたくましい人で、南米生活も大変なところもあるだろうが、明るく元気にデキゴトをポジティブに捉えていたように思う。事実、ボリビア以来会った彼女は、本当に変りなく明るく、元気だった。

 その彼女も、子供のコトには一番気をもんでいるらしく、同じ年頃のお子さんを持つ元同僚から、いろいろ話を聞いていた。自分のことならなんとでもなろうが、子供のことととはいっても、自分がなんとかできることと、できないこともあり親の歯がゆさも感じているようだった。

 そりゃあ、そうだろうと思う。
 
 どっちの国がいい、悪いではなく慣習が違うのだから。生まれがどこであろうが、生活していたところが環境のすべて。我々が海外に行って生活するのと同じように、戸惑いもあるし、その土地の慣習に知り、慣れるには個人差はあるが、時間がかかるはずだ。郷に入りては郷に従え、という古い諺はあるが、なかなか簡単なことではない。

 ボリビアに行った際のことをいろいろ思い出して話しをしながら、笑い話になった。ボリビアは標高が高いエリアで、みな富士山の上で生活しているようなモノなのだ。沸点が60℃までしかなく、ちょっとでも走ったりすると高山病に陥る場所だ。

 だから空が近い。「コンドルは飛んでいく」などの民族音楽がピッタリの空の青さと山々が都市近郊にはあった。おみやげに、と思いバザールに行った際、民族音楽っぽいカセットテープを数本入手していったのだ。(ちなみに「コンドルは飛んでいく」は入植してきたスペイン人に対する革命を歌った歌らしい)

 帰国後、ドライブ時に「あの空の近さ」を思い出そうと思ってカセットテープをかけた。

 が・・・。渋滞の高速で聞くその民族音楽はさっぱり。天気はいいが、廃棄ガスにまみれた空には、まったくその音楽はマッチせず、すぐにラジオに変えた記憶がある。そのカセットテープは、知人にお土産としてあげてしまった・・・。

 彼女も帰国後、子供達と向こうで覚えたケーナ(笛)とギターを使って演奏会をしてみたらしいのが、なんか違う!!!!と言って大騒ぎしたらしい。理由は、たぶん、私のカセットテープと同じなのではないか、と思う。

 しみじみ思ったのだが、その土地だからこそ、映えるモノやコトがある、と。だからこそ「郷に入りては郷に従え」なのだろうか、と。

 世界各国、ちょっとした日本ブームらしい。日本食がもてはやされ、サムライカフェやエセ芸者のお店まで出ているらしい。(しかも外国人がサムライや芸者になっている?!)エンターテイメントといえばそれまでだが、ネットで仕入れた情報や、間違った情報ばかりのエセ日本テイストが、そのまま「日本」と捉えられてしまうのも、なんだか寂しい気がする。

 郷に入って、初めて分かることも感じることもあるのだろう。まだ、「ハラきり(切腹)」をする国だと思っている外国人も多いらしいとも聞く。来れば分かるが、そんな殊勝な国ではない。いや、腹きりしてほしい人はたくさんいるかもしれないけど・・・。

 日本に来た外国人たちは、いったいどういう風に日本という郷に入ってきているんだろう?


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国を集めた

地理北にカリブ海に面し、コロンビア、ブラジル、ガイアナに接する。中央部のジャングルをオリノコ川が流れる。南東部にはテーブルマウンテンやエンジェルフォールで有名なギアナ高地がある。カリブ海には、ロス・ロケス諸島やマルガリータ島などのビーチリゾートがある。西

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80yukiko さま
うっかり走ると、頭痛がするんですよ。酸素が薄いんですよね、要するに・・。イヤな人を接待しなくてはいけないときは、むちゃくちゃ、お酒飲ませるって言ってた・・。イチコロだそうです。

ひろこ さま
いらっしゃいませ&コメントありがとうございます。また、見にいらっしゃってください。

富士山クラスの標高が高いところでの生活・・・。なんとも想像力をかきたてられますねぇ。

走らない。大爆笑しない。激しいスポーツも禁止。大声で歌わない。とにかく息が切れて疲れるようなことはしちゃいけない・・・のでしょうね。
訪問ありがとうございます
プロフィール

コワタリ ユミコ

Author:コワタリ ユミコ
青森県出身。

まだまだ好奇心を
増やしたい。

増やした好奇心で
行動したい。

行動したら、感動したい。

感動したら、感謝したい。

そういう46歳で
ありたい。

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